あらん限り その考察2

Everyの訳に、辞書を引けば出てくる数ある日本語の中から「あらん限り」を持ってきたのは、

『図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。』
   図書館の自由に関する宣言より。
の「あくまで」という強い言葉に対応させたかったから。
この「あくまで」という言葉遣いに『図書館戦争』の作者もしびれたのだとか。

図書館というのは、いささか誇大妄想がはいった、なかなか愉快な、そしてやっかいな場所、組織みたいなのである。