2008-01-01から1年間の記事一覧

『ジュリエッタ荘の幽霊』

ジュリエッタ荘の幽霊 (文学の森)作者: ビアトリーチェ・ソリナスドンギ,エマヌエーラブッソラーティ,Beatrice Solinas Donghi,Emanuela Bussolati,長野徹出版社/メーカー: 小峰書店発売日: 2005/07/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (…

『ムーンレディの記憶』

おおむね児童文学は、子供が主人公の作品であれば、その年齢がまた、読者の年齢でもあるという、シンプルな見立てが存在する。 もちろんベルヌの『海底二万マイル』などはそもそも大人の冒険物であるから、この見立ての適応外で、あるわけだが。さてカニグズ…

『モリーのアルバム』

モリーのアルバム (世界の児童文学名作シリーズ)作者: ロイスローリー,ジェニー=オリバー,足沢良子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1982/02/04メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る使い勝手を見るためもあって、本の紹介なぞ。 …

遊園地

気分を変えて、写真なぞ。

その考察4

そもそも、資料の収集、提供、保存をサービスの基礎に置く図書館は、「未来の利用者(読者)」をその視野に含んでいる。リクエストに応えることに傾きすぎた「選書理論」は、「未来の読者」への想像力を基本的に欠いている。 未来の市民、未来の国民への想像…

その考察3

「あらん限り」という言葉は、いわゆるアウトリーチサービスなど、いわば空間的な側面においては、現実的に取り組まれているし、ほぼ図書館関係者?の共有している理念といっていいだろう。もちろん課題もある。 いささか話題になっている、ホームレスの図書…

あらん限り その考察2

Everyの訳に、辞書を引けば出てくる数ある日本語の中から「あらん限り」を持ってきたのは、『図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。』 図書館の自由に関する宣言より。 の「あくまで」という強い言葉に対応させたかっ…

図書館の五原則。 その考察1

現在の公共図書館を考えるとき必ず引き合いに出されるのが、ランガナタンの五原則である。その第2原則が、 A Every reader his or her book. 本はすべての人のためにある。または、すべての人に本が提供されなくてはならない。あるいは??? B Every rea…

ジャムオイシー

さしあたりジャムオイシーで、登録してみました